ヒアルロン酸はその保水力の素晴らしさから、肌の乾燥にはヒアルロン酸!シワやたるみにはヒアルロン酸!という具合に、美容での効果が高く評価されています。
ですが、その働きは美容にだけ効果をもたらすのではありません。健康にも大いに関わっています。20代頃からヒアルロン酸は減少の一途をたどります。そのことは肌にだけ不調を来たすわけではありません。
もともと体内の皮膚や関節、へその緒、目などに存在しているヒアルロン酸ですから、目なら眼精疲労やドライアイ、関節なら関節痛という具合にヒアルロン酸の減少は様々な箇所に影響を及ぼします。
加齢と共に膝などの関節の痛みに悩まされる方は多いと聞きます。それはヒアルロン酸が減少することと大いに関係しているのです。
骨と骨の間にはわずかな隙間(関節腔)があって「滑液」とよばれる潤滑油が存在します。この滑液の主成分がヒアルロン酸なんですね。また一方で骨と骨との連結面は、それぞれ「軟骨」という組織で覆われています。
滑液と軟骨。この2つがクッションの役割を果たしているからこそ骨同士は、ぶつかり合うことがないんです。関節の痛みを伴うことなく滑らかに動かせるのは、このような働きのおかげなんですね!
ですが加齢によりヒアルロン酸が減少すると関節がスムーズに動かなくなります。関節同士がこすれ合うと関節軟骨が摩耗し変形するため痛みにつなが ります。関節痛を取り除くには、クッションの役割を果たしている関節の滑液の粘りと軟骨の弾力が必要です。そのためにはやはり、ヒアルロン酸が必要になっ てくるわけです。
関節痛に悩まれている方は、一度ヒアルロン酸の摂取を試みてみてはいかがでしょうか?減少したものを補うことで改善されることもあるようです。
もちろんヒアルロン酸さえ取っていれば改善される…というわけではありませんし、病気との関わりもあるかもしれませんので、関節痛などの痛みによる不調を感じた場合は病院できちんと受診することも怠らないで下さいね。